いまさら聞けない 「梅毒」とは?

2008.02.19 STD / 性病・抗生物質
 梅毒は感染者が大変少なくなりましたが、古くからある代表的な性感染症です。全身にしこりや発疹が現れ、放置すると神経に異常をきたす恐ろしい病気です。

症状

 感染から数週間〜数ヶ月の後、皮膚や粘膜に赤いえんどう豆ほどの発疹が現れます。男性では性器近くにできることが多いとされています。同時期に脱毛をきたす人もいます。
 感染初期に現れる発疹や脱毛は数ヶ月でおさまり、無症状の状態がしばらく続きます(潜伏期間)。こののち数年後、より大きな発疹と硬いゴムのようなしこりが現れます。末期になると菌が神経や心臓などに回り、重い障害を引き起こし、最終的には死にいたることもあります。
 このように大変恐ろしい病気ですが、早期に適切な治療を行えば完治できる病気でもあります。

原因

 トリポネーマ・パリーダムという細菌によって感染します。この菌が皮膚や粘膜の傷などから体内に入ると、血液に混じって全身に広がります。昔は梅毒の妊婦からの母子感染もありましたが、今では妊娠中の検査により母子感染はほとんどなくなりました。

治療

 アモキシシリンエリスロマイシンなどの抗菌剤が使用されます。早期に発見された梅毒では1,2ヶ月。発見が遅れた場合は3ヶ月程度飲み続けることもあります。ペニシリンアレルギーのある人はミノサイクリンという抗菌剤を使います。
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