健康食か、精子の量か?

2008.08.05 避妊 / ピル
大豆やイソフラボンを含む食べものを食べれば食べるほど、精子の数が減ってしまう……という興味深い研究結果が、ハーバード大学公衆衛生大学院によって発表されました。

大豆は女性ホルモン(エストロゲン)の構造にとてもよく似たイソフラボンという物質を含有しています。このイソフラボンが体内でエストロゲンと似た働きをすることは広く知られており、男性能力にどう影響するのか、関心を持たれてきました。

研究チームは不妊に悩むカップルから99人の男性を選抜。三ヶ月にわたって大豆の摂取量を調べました。結果、年齢や体型、刺激物や煙草の摂取などの要素を差し引いたとしても、大豆摂取量と精子の濃度が密接に関係していることが明かとなったのです。
具体的な例を挙げてみましょう。大豆を多く食べる男性の精子は1ミリリットルあたり平均4100万個で、これは1ミリリットルあたり8000万以上という平均値を大きく下回っています。

イソフラボンが男性の精子生産を妨げることは、これまで数多くの動物実験で示されてきた事実ですが、人間で確認されたのは今回が初めてとのことです。豆腐や納豆は身体に良い……と言いますが、少なくとも精子にはマイナスに働くのですね。
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